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**メンフクロウ**

英名 Barn Owl
学名 Tyto Alba


 足が長く、青白い猿の面のような顔をしたフクロウです。Barn(納屋)Owl(ふくろう)という英名の通り、大きなうろのあいた大木だけではなくおばけの出そうな古い納屋にも棲んでいて、昔からイギリスの作家などによって詩や小説に描かれてきました。他のフクロウのような低い声ではなくオーデュボンが『まるで締め殺されるオポッサム(木の上に棲む小さな有袋類)のような声だ』と表現した、石やすりでこするような高い声で鳴きます。
 オーデュボンは耳の上にある羽毛の形態などからヨーロッパに棲むメンフクロウとは違う種類であると定義し、アメリカ大陸のメンフクロウに【Strix Americana】と名付けましたが、現代では同じ種類であるとされています。
 ここに描かれている2羽のメンフクロウは、フィラデルフィアのリチャード・ハーランから贈られたもので、南部から持ってこられた素晴らしい羽毛を持った成鳥でした。この絵の原画は、ニューヨークの歴史協会に収蔵されていますが、背景は白い紙のままだそうです。この版画の陰うつな夜の風景は、後に版画の彫刻師であるハーベルが必要であると描き加えたものです。
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