チャイロツグミモドキの巣を襲うクロヘビの絵は『マネシツグミの巣を襲うガラガラヘビ』の絵と構図が大変似ています。「ガラガラヘビは木に登らない」との批判を受けた絵は実際に観察して描いたものではないらしく、この絵についても本当にこの鳥が仲間を助けるために闘うのか、実際にオーデュボンは観察して描いたのか証拠がないそうです。 メキシコには8種類がいるツグミモドキの仲間は、アメリカ東部にはマネシツグミ、ツグミモドキ、ネコマネドリの3種類のみがいます。オーデュボンは「この鳥はコマドリを除いて東部の州では一番よくさえずる」と書き残していますが、現在それは間違いであると言われています。ただ、この件に関しても彼の時代の鳥の分布が現代とは違っていた可能性があります。また、「ものまねどり」などと呼ばれることもあるツグミモドキですが、マネシドリやネコマネドリもそれぞれのさえずりを持っており、特にツグミモドキとネコマネドリは自分の短いさえずりを一度づつ鳴きます。 |