アコーディオンプリーツのような袋をつけた、真面目でいて滑稽なペリカンは、フロリダやカリフォルニアを訪れた旅行者みんなの楽しみです。その中でももっとも人気があるのは、おそらくセントピータースバーグのタンパ湾に突き出した観光地ピアにたむろしているペリカンたちで、誰かがエサを投げてくれるまで根気よく座っています。 多くのペリカンたちが、偶然に漁師の釣り糸にひっかかったりもつれたりしてひどく傷付くようになっています。彼らはセントピータースバーグにある「サンコースト海鳥サンクチュアリ」に集められ、そこでは毎年何百羽ものペリカンたちが回復させられています。 カッショクペリカンは整然としたラインで飛び、水に接近し、ばたばた羽ばたいてその後泳ぎ進みます。それぞれの鳥があたかも「リーダーに続け」としているかのように、先頭の鳥の例にならいます。この大きな鳥の魚の捕り方はとてもダイナミックです。高く飛んで稚魚の群れを見抜くと、風の吹く方へ向かって翼を後ろに引き、大きな水しぶきをあげて、くちばしを先にしてダイビングします。 この鳥はルイジアナ州の州鳥で、翼幅(翼を広げた幅)は6.5フィート(198.12cm)です。翼幅が9フィート(274.32cm)のアメリカシロペリカンの営巣地が大陸西半分においてはるかに内陸であるのに対し、カッショクペリカンの営巣地は海岸に限られています。 |