企画展「鶏民芸品展(とりみんげいひんてん)

  
2月1日(木) から5月13日(日)まで開催します.
鶏民芸品展 ー秋篠宮コレクションー
 ・ヒトが選んだニワトリの性質 その2(観賞用鶏)

 ニワトリが潜在的に持っているヒトを魅了するさまざまな形質が抽出され、品種として固定する努力が重ねられてきました。その結果、現在の約200品種にもおよぶバリエーションに富むニワトリが作出されました。ニワトリの羽毛や裸出部には、細かく名称が与えられ、各部分についてヒトがイメージした理想の色合いやバランスが追求されます。品種は、交雑を重ねるたびに、変化して行きます。そこで、イギリスでは「英国家禽標準」が定められ、その品種の理想とする形質が基準化されています。その基準に適合するものが既存の品種として認められます。日本でも、「日本鶏標準」が出版され、国内での品種の標準が定められいます。また、各品種の中には、さらに色ちがいなどの変異があり、これを「内種(ないしゅ)」という亜種より一段階下位の分類単位を決めて区別しています。その他、闘鶏用に作出された品種や長鳴き性を強化された品種など、ヒトが好んで抽出した形質は、ニワトリの潜在的な形質の多様性を反映し、実にさまざまです。

左 蓑曵矮鶏(ミノヒキチャボ) 右 矮鶏(チャボ)
   

鳥の博物館