企画展「鶏民芸品展(とりみんげいひんてん)

2月1日(木) から5月13日(日)まで開催します.
鶏民芸品展 ー秋篠宮コレクションー

ニワトリってどんな鳥 その1−ヒトのパートナーとしてのニワトリ−

・闘鶏

 ニワトリの原種と考えられるセキショクヤケイは、オスのなわばり性が強いため、お互いに接近すると蹴り合って戦います。こうした性質がヒトの関心を強く引きつけたようです。紀元前2500年頃のインダス文明最大の都市遺跡モヘンジョ・ダロから出土した石製の印章には、戦う2羽のニワトリが描かれていました。闘鶏抜きには、ヒトとニワトリとの関わりの始まりを考えることはできません。

 闘鶏は、現在でも南アジア、南アメリカのスペイン人、アメリカインディアンの間で行われています。日本でも平安時代から「鶏合わせ」として闘鶏が行われてきましたし、現在でも闘鶏用の軍鶏が飼育されています。イギリスでも闘鶏用の品種であるゲーム種が数多く残されており、ニワトリの飼育文化が広がった地域ではさまざまな形の闘鶏が見られます。

 インドネシアやフィリピンでは、脚に研ぎ澄まされた刃をとりつけた真剣勝負も行われています。日本でも、かつて鹿児島県では、薩摩鶏に刃をとりつけた剣付鶏(けんつきどり)を戦わせていたことがありました。

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鳥の博物館