テーマ展「日本の鳥」

斃死鳥から学ぶ ー犠牲の要因ー
5 海洋の油汚染の犠牲になった鳥たち 次へ
  日本海沖で座礁したロシアのタンカー「ナホトカ号」による油流出は、記憶に新しい事故です。
 この時は、日本海の沖で越冬する多くの鳥たちが犠牲になりました。ひとたび油が羽毛に付くと、空気を含んだ羽毛の構造がくずれ、皮下に直接冷たい海水が侵入し、体温を奪われ死に至ります。ウミガラスやアビの仲間の多くが、波打ち際に打ち上げられました。
 タンカーによる油の流出は、事故によるものばかりではなく、オイルボールがタンカーの航路に沿っていつも点在しているそうです。南半球では、ペンギンの仲間が、オイルボールに接触し犠牲になっているようです。


タンカーなどの座礁で流れ出た油によって犠牲になった海鳥

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鳥の博物館   2004.11