テーマ展「日本の鳥」

斃死鳥から学ぶ ー犠牲の要因ー
1 台風に運ばれてきた鳥たち 次へ
 今年は、例年に無く、多くの台風が日本列島に上陸し、各地に大きな被害を及ぼしました。巨大な風の渦は、空飛ぶ鳥にも大きな影響を与えます。特に、海洋性の鳥類にとってこの渦は「鳥かご」のようなもので、なかなか外へ抜け出すことができません。
 赤道付近で発生する台風は、風の渦という「鳥かご」の中に、熱帯の海洋にすむ鳥を閉じこめたまま運んでくることもあります。
 また、普段は海洋にくらす鳥たちを、渦の中に封じ込めて、しばしば内陸まで運んできます。台風のシーズンになると、海鳥が思いがけず山中で保護されることもあります。今年、台風15号(8月20日)セグロアジサシ、台風16号(8月31日)、と台風18号(9月8日)にはシロアジサシ、ともに秋田市内で保護もしくは斃死鳥として拾得されたアジサシ類を展示します。

セグロアジサシ
シロアジサシ
シロアジサシ
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鳥の博物館   2004.11