テーマ展「日本の鳥」

鳥の博物館の標本収集について 次へ
 標本の収集は、鳥の博物館の大切な仕事の一つです。
 実物標本は、鳥という動物を理解するために必要なあらゆる形態情報を含んだ資料です。私たちの理解が深まれば深まるほど、標本の持っている情報を、よりたくさん読みとることができます。
 私たちは、日本の鳥に関する形態情報をいつでも提供できるように、日本の鳥全種の標本を収集することを一つの目標にしています。同じ種でも、オスとメス、成鳥と幼鳥、できるだけその種のバリエーションを把握できるように努めています。
 また、収集した資料を剥製として標本化する場合には、できるだけ形態情報を見やすい形で利用いただけるように、種類によっては翼を広げた形(飛翔型標本)を作製し工夫しています。
 標本の材料となる鳥の生資料は、全国の関係者の方達に呼びかけ、それらの方達のご協力のもとに、斃死鳥(事故や病気で不幸にも死んでしまった鳥)を法的な手続きを経た後、ご寄贈いただいております。
 こうして収集した、日本の鳥の一部を今回ご覧いただきます。

マガン この標本は我孫子市で昭和35年の猟期に捕獲されたものです。この標本から、かつて利根川河川敷にたくさんの雁の仲間が越冬していた歴史を知ることができる貴重な標本です。
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鳥の博物館   2004.11