展示室のようす
 北海道の鳥たち

亜寒帯に位置する北海道は、氷雪にとざされるきびしい冬と、生き物たちが一斉に活動する短い夏とが好対照をなす気候で、夏鳥が多く見られるのが特徴です。また、かつて大陸とつながっていたため、クマゲラやヤマゲラなど、大陸との共通種が見られるのも特徴です。
 北海道の周辺には、よい漁場が多く、岩礁の海岸は、カモメやウミスズメの仲間など海鳥の一大繁殖地となっています。
南西諸島の鳥たち
 
奄美大島、沖縄、石垣島、西表島・・・、南西諸島の島々の一部は、温暖な亜熱帯の気候区に属し、一年中、たくさんの種類の鳥が見られます。
 また、周囲をぐるりと海に囲まれ隔離された島では、固有種(そこだけにしか見られない種)も進化しました。かつて東南アジアと陸続きだったことも、鳥の種類を豊かにする要因です。
水辺の鳥、山の鳥
日本の国土の約7割が山地です。また国土の周囲は海で囲まれています。
 もし、あなたが外洋から船で、日本に上陸し、さらに河口から上流にむかって、川をさかのぼって旅を続けるならば、しだいに見られる鳥の種類が変化することに気づくはずです。そして、川の源流から山を上り、亜高山帯を通り過ぎ、森林限界を超え、高山にまで足をのばしたならば、下界とは全くちがった鳥たちが、あなたを迎えてくれるはずです。
 海→河川下流→中流→上流→亜高山帯→高山の順に、出会うことのできる代表的な鳥を紹介しましょう。
日本の固有種
その島にしか生息しない独立した種(固有種)となった鳥を紹介します。

               2004.2