第41回企画展

再生への取り組み コウノトリ・リンク
 日本で最後のコウノトリの生息地となった兵庫県豊岡市では、40年以上にわたってコウノトリを野生復帰させるための努力が続けられています。コウノトリの人工増殖によりコウノトリの個体数を増やす技術にめどがつくと、次の段階として、放鳥したコウノトリが野生復帰しやすい環境づくりが進められています。 豊岡市の環境づくりの指針である環境基本計画には「コウノトリが悠然と舞い、人と自然が輝く町」という目標が掲げられています。 さらに兵庫県では、コウノトリ野生復帰推進計画を立ち上げ、住民・NPO、学識者、企業、行政が協働で参画するコウノトリ野生復帰推進連絡協議会を組織し、コウノトリの野生復帰のプロジェクトを強力に後押ししています。
 コウノトリを野生復帰する候補地の中に兵庫県の研究・普及啓発機関(コウノトリの郷公園)を置き、(1)コウノトリの種の保存と遺伝的管理、(2)野生化に向けての科学的研究及び実験的試み、(3)人と自然の共生できる地域環境の創造に向けての教育啓発に取り組んでいます。 こうした取り組みが功を奏し、今年、コウノトリの野生放鳥が初めて実行されます。

   

鳥の博物館   2005.4